中米・コスタリカで開かれたU-17女子サッカーワールドカップ(W杯)で4月4日(現地時間)、日本代表が初優勝に輝いた。大会には藤沢総合高校(長後・増渕広美校長)の宮川麻都(あさと)選手(2年)=人物風土記で紹介=が代表チームの一員として参加。予選リーグと決勝トーナメントの計6試合全てにスターティングメンバーとして出場し、2得点を挙げるなどの活躍を見せた。
攻守で勝利に貢献
宮川麻都選手は今回のW杯で、日本代表としてブルーのユニホームに背番号6を着けて出場。
3月16日、予選リーグ初戦の相手はスペイン。前半43分、コーナーキックから相手キーパーの弾いたボールを、宮川選手が頭で押し込んで待望の先制ゴール。「初戦は特に先制点が欲しかったので、本当に嬉しかった」という、チームの大会初得点を決めた。
初戦を2対0で制した日本は、勢いに乗り19日の対パラグアイ戦で10対0と圧勝。宮川選手はここでも前半36分に1得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。続く23日ニュージーランドを3対0で下し、グループリーグを全勝で突破。決勝トーナメントでは27日メキシコ戦を2対0、31日のベネズエラ戦では4対1と順調に勝利。
そして迎えた4月4日の決勝戦は、初戦で一度戦ったスペイン。満員の観客と、目前の相手の声も聞こえないほどの大歓声の中、宮川選手は「最も得意なポジション」と話すサイドバックでフィールドに立った。試合は2対0で勝利。日本は計23得点1失点で、同大会初優勝を飾った。宮川選手は「海外の選手とはパワーやスピードの差を実感したが、チームワークで勝ち取った世界一。大舞台で全力を出し切れて、とても楽しめた大会だった」と語った。
同大会は2008年から2年に1度開催され、日本のこれまでの最高成績は10年大会の準優勝だった。日本が国際サッカー連盟(FIFA)主催の国際大会で優勝するのは、11年の女子W杯に続いて2度目となる。
全校生徒が祝福
14日には、藤沢総合高で祝賀会が開かれた。宮川選手は生徒と増渕校長から、祝いの言葉とプレゼントを受け取り、全校生徒に対し「支えてくれた全ての人に感謝。これからも応援してくれると嬉しい」と話した。
宮川選手はJリーグ「東京ヴェルディ」の女子チーム、「日テレ・ベレーザ」の中高生育成クラブ「メニーナ」に所属。粘り強い守備に加え、攻撃にも移れる技術と運動量が特長で、13年U-16海外遠征に参加するなど全国でも高い評価を受けている選手だ。
![]() 祝賀会でユニホームを披露
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