ミツバチの生態を透明な巣箱で観察できる展示が、日大生物資源科学部博物館(亀井野1866)で開かれている。今年から新たな巣箱を繋ぎ、巣を倍にする実験も行われている。
この展示は7年ほど前に、大学での研究を兼ね展示を始めたもの。セイヨウミツバチが1〜2万匹が巣作りを行っている。
博物館の田中雅宏さんによると、巣は腹部から分泌するミツロウに唾液を加えて作られている。中では女王蜂の産卵の様子やミツバチがお尻を振りながら8の字に歩き回る「ミツバチのダンス」などが観察できる。また、ハチの出入口にカメラが取り付けられていて、花粉を付けて戻ってくるミツバチなども見ることができる。活発な活動は、10月ぐらいまで。餌が少なくなる冬を越すことが難しく、今年は巣を拡大できれば、越冬もできるのではないかと期待している。
開館時間は、火曜日から土曜日の午前10時から午後4時まで。入館無料。問い合わせは、同博物館【電話】0466・84・3892へ。
![]() 巣の中のミツバチ
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