藤沢湘南ライオンズクラブ(小澤亮太会長)は10月6日、車椅子利用者を対象とした江の島見学会を実施した。これは、階段や坂道、段差が多い江の島に行くことが難しい車椅子利用者のため、バリアフリーの推進に弾みをつけることを目的に行っているもの。
10回目を迎えた今年は、市内の特別養護老人ホームから15人、一般応募5人、計20人の車椅子利用者が参加。同クラブメンバーのほか、他クラブのメンバー、東洋大学の学生を中心とした日本ケアフィット共育機構の人たち40人が介助士として協力した。
肌寒い中、参加者は会話を楽しみながら仲見世通りを通り抜け、江島神社の鳥居前まで上がり、介護車両に乗り換え、頂上へ向かった。サムエル・コッキング苑では、江島神社宮司による祈祷とセレモニーが行われた。江の島シーキャンドルに登り、景色を楽しんだり、写真撮影をする姿も多く見られた。
小澤会長は「江の島には車椅子だと行くことができないと諦めている人も多い。1年に1度しかないこういった取り組みをしなくても車椅子利用者が気軽に行けるように整備してもらえるまで続けていきたい」と話した。
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