藤沢市は、小田急江ノ島線善行駅の東西の駅前広場と、広場に接する徒歩圏内にある道路のバリアフリー化を進めている。東口は今年度、西口は来年度に着工予定で、歩道の幅員を広げ、点字ブロックや手すりなどを設置する。
善行駅周辺のバリアフリー化は、2014年に市と同地区郷土づくり推進会議のメンバーを中心にバリアフリー部会を立ち上げ、現地調査を開始。15年に地域の意見をもとに「善行駅周辺地区移動円滑化基本構想」を策定し、17年に近隣自治会や商店会を交えた検討会が、整備スケジュールの見直しと具体的な内容を検討した。駅周辺から市民センターや周辺のスーパーなど、日常生活で利用の多い施設を結ぶ8つの市道での整備が決定。26年度までに整備される。
坂の町を安全に
整備は歩道が中心で、車道と歩道の段差を解消し、植栽帯をなくし幅員を広げる。同地区は坂道が多いことから、歩行を手助けする手すりや、休憩ができるベンチも設置する。
また、現在の西口駅前広場はレンガ敷きの舗装で、雨の日は滑りやすいという意見を受け、透水性の高い舗装に改修する。バスやタクシー停留所がある西口ロータリーは、一般車の乗り入れが多く、バスの発着の妨げになることから、一般車の侵入を不可にする予定だ。
東口から県立体育センターへ向かう階段の脇には、エレベーターが設置される。
今年度中に東口広場と駅前通り、来年度に西口広場と善行長後線の工事が始まり、市民センターへの道路や、フジスーパーまでの石名坂善行線が順番に整備される。
鉄道駅周辺のバリアフリー化は、2000年に交通バリアフリー法が施行されたことから進められた。乗降客数が多く、公共施設が数多く立地している藤沢駅と湘南台駅、六会日大前駅、善行駅の周辺が重点整備地区に指定され、善行駅が最後となる。
鎌倉市交通安全対策協議会初詣に合わせて鎌倉駅周辺の交通規制を行います。鎌倉への初詣は電車・バスをご利用ください。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/nennmatsu.html |
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