藤沢市が先月29日、国内外の投票で人気アニメゆかりの”聖地”を選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)」に選ばれた。4作品の選出は京都市の5作品に次いで2番目に多く、藤沢に観光客を誘客する新たな契機になりそうだ=中面に関連記事。
発表は(一社)アニメツーリズム協会の主催で2回目。今年は88作品98カ所が選ばれた。3万票を超える投票があり、75%は台湾や中国、香港など海外からだったという。
アニメツーリズムは、アニメや漫画のファンが作品の舞台となった土地を訪れる旅行のことで「聖地巡礼」とも呼ばれる。巨額の公費を必要としない地域振興策として、全国的に注目されている。
藤沢市が選出されたのは「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「TARITARI(タリ)」「つり球(たま)」「刀使ノ巫女(とじのみこ)」の4作品。いずれも江の島や鵠沼などが舞台で、市民馴染みの光景が度々登場する。
湘南藤沢フィルム・コミッション(藤沢市観光協会)によると、アニメファンの聖地巡礼は放送から数年が経過しても堅調といい「アニメツーリズムは海外からの関心が高く、インバウンドの面からも効果的。選出はありがたいこと」と話した。
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>