市内藤沢で歯科医院を営む雨宮啓さん(44)が、先月27日から4日間にわたりカナダ・バンクーバーで開かれた第104回米歯周病学会年次総会に出席し、日本の代表として講演を行った。
歯周病に関する学会としては、世界で最も権威があるといわれ、年に1度、世界各国から歯科医師が集い最新の技術や情報を発信している。
雨宮さんは、日本臨床歯周病学会から、これまでの実績や豊富な知識が評価され、3人の日本代表のひとりとして選出された。総会では、歯槽骨と呼ばれる歯を支える骨の再生をテーマに講演を行った。
雨宮さんは「講演者として参加できたことは大変名誉なこと。最新の歯科医療の傾向を生で聞くことができた。今回得た知識を後輩に継承し、歯科医療発展のため微力ながら力になりたい」と話した。
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