「肺動脈性肺高血圧症」と呼ばれる難病に苦しむ県立相模原高校1年の田村真子さんを支援する「まこちゃんを救う会」が、米国で肺移植手術を受けるのに必要な募金を呼び掛けている。医療費など計1億9千万円を目指している。
肺動脈性肺高血圧症は、心臓から肺に血液を送る肺動脈の内腔が狭まり、血液が送りにくくなることで肺の圧力が高くなる難病。真子さんは中学1年の時に発症し、その後、寝た切り生活を余儀なくされている。
真子さんの母も同じ難病を患っているが、真子さんは右心不全で命の危険があることから両肺移植の手術を行う必要がある。ただ、同年代に比べ小柄な真子さんに合うドナーは日本では少ないため、米国での手術を目指すことになった。
実績ある米国スタンフォード大での移植手術は医療費だけで約1億6千500万円。滞在費や渡航費を含めると約1億9千万円が必要になる。こうしたことから、支援者らが同会を結成。相模原市内各所や駅頭で協力を呼びかけている。
また、真子さんが通う相模原高校も学校を挙げて同会を支援。クラスメートだけでなく上級生も真子さんの容態を気にかけており、同校の坂本和彦校長は「真子さんは頑張り屋でいろんなことに挑戦する子。学校として支援活動に協力したいし、元気になって戻ってこられる環境を整えていたい」と話した。
活動についての問合せは同会【電話】03・5937・3270またはホームページまで。
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