藤沢ラグビースクールが、あす8日に開幕する「第13回東日本中学生U15(15歳以下)ラグビークラブ大会」に、神奈川県代表として初出場する。先月行われた予選大会「ジュニア春季県大会」で強豪を破り初優勝を飾り、切符を手にした。
一体感が強み
選手たちのほとんどは、幼稚園や小学校低学年からいっしょにプレーしている。キャプテンの清(せい)悠空(ゆうく)さんは「学校の友達より付き合いが長いので絆が深く、プレーでも一体感がある」とチームの特徴を話す。
練習は土日。OBの久富圭介監督(46)が「攻撃をし続けるラグビー」をテーマに、基本に忠実な体力やボールさばきなどを中心に練習している。
加えて力を入れているのがビデオ分析だ。大会前は対戦相手の映像を選手たちがチェックし相手の長所短所を見つけ、ミーティングで意見を出し合い、選手主体で対策を立て試合に臨む。
春季大会では、最大のライバルである「横浜ラグビースクール」に勝利することが優勝への必須条件だったことから、ビデオ分析を活かし、実践的な練習を繰り返したという。久富監督も清キャプテンも「良い準備ができたことが勝利につながった」と口をそろえた。
挑戦者として
東日本大会は、地区予選を勝ち抜いた9チームが出場する。トーナメント戦で、上位3チームは、関西、九州地区の代表と争う全国大会「太陽生命カップ」に出場できる。
同クラブは、初戦で「千葉セントラルB.B.J」と対戦する。久富監督は「チーム全員が初めての経験。神奈川県代表として、挑戦者として思いっきり戦いたい」と意気込みを語った。
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