毎週金曜日の放課後に駒寄小で「スポトレ」教室を開いている理学療法士 伊藤 彰浩さん 辻堂在住 31歳
スポーツ通じ地域に貢献
○…金曜日の放課後、駒寄小学校のグラウンドには未就学児から小学6年生まで、地域の子どもたちが集まってくる。みんなで一緒に走ったり、サッカーや野球をしたり。”からだづくり”に詳しい理学療法士と一緒に、ジャンルを問わず、様々なスポーツを安全に楽しく経験することができる教室「スポトレ」を無償で開いている。「小学生は運動神経がよく伸びる時期。大切な時期の適切な運動は将来の、のびしろになる」と話す。
○…「まずはみんなで楽しく集まれる場をつくろう」と昨年10月から公園で子どもたちを集めて活動を始めた。跳んだり跳ねたり、大声を出したりと運動はもちろん、様々な世代が集まる貴重な社会経験の場で、あいさつや人の話を聞く大切さなど道徳も教えた。「学校や家庭だけでは手がまわらないところを、地域住民の自分ができることをして、助け合わないと」と爽やかな笑顔で話す。
○…福岡県出身。大学でスポーツトレーナーの勉強をしながら近所の保育園で幼児体育を教えていた。その後、監督に頼まれ母校の高校野球部でコーチを務めることに。「あいさつ、道具を大切にする、愚痴を言わないなど当たり前のことをできるようになって、心が整うと自然と勝てるようになっていった」。これらの経験を活かして、5年前に上京。プロスポーツ選手やアスリートのトレーナーを務めなるなどし、昨年の10月、縁があって藤沢に越してきた。
○…「大人が変われば子どもが変わる。子どもが変われば未来が変わる」がモットー。「海外では小中学校にトレーナーや理学療法士がついていて、スポーツを競技的にやるだけでなく、より楽しく安全にできる。日本でもそんな社会を目指したい」。自身が今できることをして地域に貢献する。
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