江の島マイアミビーチショー実行委員会は先月29日、８月に片瀬海岸で予定していた「納涼花火」を中止すると発表した。最寄り駅の改修工事に伴うもので、10月の「江の島花火大会」に続き、来場者の安全確保を優先した。
小田急線片瀬江ノ島駅では来年の東京五輪を控えて改修が進められており、改札口の利用や動線のスペースが限られる。このため改札口に利用客が集中した場合や緊急事態が発生した際の安全確保を懸念。今夏の開催見送りを決めた。
中止は今年度に限った措置で、事務局の市観光協会では「２０２０年度については改めて開催に向けた準備、検討を行っていく」としている。
同花火は夏から秋に移行した江の島花火大会に変わって２０１０年にスタート。20分間に１２００発が打ち上げられ、昨年は約２万人が来場した。
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