日大藤沢高校女子ソフトテニス部が快進撃を続けている。昨秋、新チームになってから、新人大会、関東大会県予選、高校総体(インターハイ)県予選と団体では負け知らず。29日に開幕する南部九州インターハイでは初の全国制覇を目指す。
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チームをけん引するのは、3年生の小澤真洸(まひろ)さん・橋詰れいなさんのペア。団体では大将を務め、個人でも県内では多くの大会に優勝している実力ペア。パワーのある小澤さん、小技の上手い橋詰さんという違うタイプの2人が息の合ったプレーで支えている。小学生からソフトテニスを始めた2人。「中学生まで全然勝てなくて、高校に入って実力が伸びた。今まで負けていた相手に勝てるとうれしい。厳しい練習も苦にならない」とほほ笑む。
同部には、同じように中学生まで力が発揮できず、悔しさをバネに成長している選手が多い。主将の有井菜々美さんもその一人。「悔しさを持って、相手に向かっていく姿勢が日藤の特徴」と、内に秘めた思いが粘り強いプレーにつながっているという。
今年で3年ぶり6度目となるインターハイ。石井匠監督は「心技体が揃っているチームが勝ち上がれる。普段の練習の成果を発揮して日本一を目指したい」と選手に期待していた。
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