藤沢総合高校軽音部の3人組バンドグループ「アンブレラ」が先月22日、三浦海岸で開催された「OTODAMA甲子園2019」に出場し、初優勝を果たした。ボーカルとギター、箱型の打楽器「カホン」が織り成す音楽で会場を魅了した。
当日は予選を勝ち上がった11組が出場。アンブレラはオリジナル楽曲で、予選でも演奏した『最後に、まだ』と『狩人』を披露した。
メンバーは全員3年生で、リーダーでボーカルのスィーヤウォン麗さん、ギターの須藤詩織さん、カホンの藤井裕豪さん。『最後に、まだ』は前に進みたいが、後ろを振り返ってしまう心の揺れを表現。『狩人』は一人で強く生きて、鳥が空を飛ぶイメージを3人のコーラスを交え作り上げた。「自分たちにしかできない音楽ができたと思う」とスィーヤウォンさん。
高校生活の集大成
アンブレラは結成わずか4カ月。元々あったグループの有志3人が集まって今春急きょ結成した。
楽曲は作詞作曲をスィーヤウォンさんが担当し、2曲とも1カ月ほどで制作。6月に行われた予選を通過し、決勝のステージに立った。
3人は「全員の目標がOTODAMA甲子園に出ることだった。3人で楽しんでやり切れた。聞いている人に何かが伝わったのであればうれしい」と話した。
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