薬と健康の週間(10月17日から23日)に合わせ藤沢市薬剤師会が催したイベントが先月22日に開かれ、元タレントの田代まさしさん、薬物依存からの回復をサポートする日本ダルクの近藤恒夫代表が薬物の危険性や周囲への影響などを語った。
田代さんは3度にわたる覚せい剤使用で逮捕と2度収監された。2度目の出所後、近藤代表に誘われ日本ダルクに入り回復の道を進んでいる。現在は職員として全国各地で講演などを行っている。
この日は、「孤立による薬物依存」をテーマに講演。自身も精神的孤立から軽い気持ちで薬物をはじめたと語り、回復には薬物依存症を厳罰にして社会から排除するのではなく、社会が病気からの快復を支援する必要性を訴えた。講演では随所に笑いを交え、刑務所を出て近藤代表にごちそうになったのが「『しゃぶしゃぶ』だった」などと笑いを誘った。
薬剤師をより身近に
会場では市内の薬剤師・後藤君代さんも「薬剤師をより身近に」というテーマで講演を行った。
後藤さんは「薬剤師は薬を渡すだけではなく、みなさんの体調の相談や介護の悩みなどにもお答えでき、支援できる。普段から通う薬局や顔見知りの薬剤師をつくってほしい」といい、「薬剤師をもっと身近に感じてもらえたら」と語った。
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