プロ野球独立リーグ・BCリーグに来季参入する「神奈川フューチャードリームス」(神奈川FD)は先月31日、市役所を訪問し、本拠地となる練習場に藤沢翔陵高校総合グラウンド(横浜市戸塚区)を使用すると発表した。また、監督に元横浜ベイスターズの鈴木尚典氏、GMに山下大輔氏が就任する人事も公表した。
市内に本社を置く同球団は、中古釣具チェーン「タックルベリー」や広告代理事業をなどを束ねるグループ会社を母体に設立。今年6月にリーグへの加盟が承認され、練習場の選定や球団人事を進めていた。
一方、グラウンドを貸し出す翔陵高校は、放課後の部活動でしか利用していなかったグラウンドの有効活用を考えていたため、藤沢市が両者を仲介する形で3者間での合意に至った。
球団によると、当初は八部球場を予定していたが、広さやネットの高さが足りずに使用が叶わず、練習拠点をやむなく厚木市などへと考えていたところ、今年9月ごろに市から提案があったという。
同日、球団と翔陵高校の関係者は藤沢市を訪れ報告を行った。
藤本伸也球団代表は「藤沢を拠点に、子どもたちに野球を通じて夢を与えられるような球団にしていきたい」、翔陵高校の金子好幸校長は「地域貢献に繋がればと思う。夢や希望を持てない時代なので、野球を通じで夢を与えてほしい」と話した。
監督に就任した鈴木氏は、横浜高校からプロへ進みチームの日本一にも貢献した。現在は横浜DeNAの球団職員で派遣という形で監督に就任。「野球人生を送った神奈川に貢献したい」と抱負を語った。
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