アニメファンがインターネット投票で選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)」が10月29日に発表され、藤沢市が最多の5作品の聖地に選定された。藤沢市の選定は、開始以来3年連続。
(一社)アニメツーリズム協会が主催。今回の投票では計60の国と地域、約8万票が集まった。
アニメツーリズムは、アニメや漫画のファンが作品の舞台となった土地を訪れる旅行で「聖地巡礼」とも呼ばれる。国内に限らず、作品をきっかけに日本文化に親しむようになった外国人にも楽しまれており、東京五輪開催を控え、インバウンドを呼び込む地域振興策としても注目が集まっている。藤沢市でも、アニメのロケ地をまとめた観光地図を複数言語で製作している。
今回藤沢市は『Just Because!』が新たに選ばれ、昨年に引き続き『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『TARITARI(タリタリ)』『つり球』『刀使ノ巫女(とじのみこ)』が選定された。『Just Because!』は2017年放映のアニメ作品。湘南地域を舞台に、高校3年生の青春と恋愛模様が描かれている。湘南モノレールや新江ノ島水族館、藤沢駅、善行駅、白旗神社などが登場した。
湘南藤沢フィルム・コミッション(藤沢市観光協会)は「放映終了後もファンは聖地を巡礼してくれる。作品を通じ、行きたいと感じてもらえる藤沢であるよう、地域としても策を講じていきたい」と話した。
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