御所見地区の活性化を図ろうと、地域住民らが協力し3日、庭園&カフェ「立小路(たつこうじ)」をオープンさせた。場所は宮原の「植木屋あいはら」内。旧事務所を地元の職人らと協力しながら、ほぼ手作業でリノベーションし、庭園を眺めながらお茶や軽食が楽しめるカフェスペースを設けた。
きっかけは同店代表の澁谷幸代さんが「あいはらのお庭に惚れ込んで」。御所見公民館に勤務していた澁谷さんは、大小様々な丸太で作られた垣根の特徴的な外観に興味を持ったという。その後住民の紹介を受け、市の姉妹都市・韓国保寧市の人との交流にも利用するなど地域イベントを実施するように。約2年前に「この素晴らしいお庭をもっと多くの人に知ってほしい」とあいはらの社長、相原茂さんと意気投合し、誰でも入りやすいカフェの構想を練り始めた。
広さ1500坪の庭園には、紅葉や多くの草木が植えられている。「こだわりは、できるだけ自然に近い姿にすること」。ほかにも石畳や木製の橋なども設置され、古き良き日本を感じさせる庭園が表現されている。
店名は、あいはらの裏手の道が「立小路」と呼ばれていたことから名付けた。澁谷さんは「この場を活かして、趣味や特技の発表の場を設けたり、ワークショップなどを開催したり地域のコミュニティーづくりの一助になれば」と話した。
営業は午前10時から午後6時。木曜定休。問い合わせは同店【携帯電話】090・6003・1546へ。
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