湘南高校ダンス同好会がこのほど、テクノポップユニット「パフューム」の新曲のダンスを、本人や2千人の観客の前で踊るスペシャルステージに挑んだ。
11月20日に放送されたNHK Eテレの番組「沼にハマって聞いてみた」の企画。同会では数年前から、定期公演や文化祭でパフュームの楽曲を使用したダンスを披露していることから番組からの依頼で実現した。
パフュームの新曲「challenger」を課題曲に、振り付けとダンスを同会が、衣装は女子美術大学付属高校、テクノロジー演出を都立科学技術高校が担い、10月に行われるパフュームの公演後にコラボステージを披露するというのが今回の企画。
準備は9月中旬にスタート。同会にはダンスだけでなく、曲の後半部分にオリジナル振り付けを入れるミッションが課せられた。
メンバー同士の投票により、衣装を着て踊る「センター」に選ばれたのは、同会リーダーの中西瞭世さん、齋藤あや華さん、大倉ひかるさんの3人。中西さんは「線の美しさやきちんと止めるキレが特徴のパフュームさんのダンスと曲全体の統一感が崩れないように工夫した」と話す。
コラボした2校とのやりとりも最初は難航したが、本番まで1ヶ月半という限られた期間の中で「徐々に一体感が生まれていった」という。
迎えた本番当日、リハーサルの映像も確認し、直前まで微調整を重ねたメンバーたち。「緊張で足が震えていた」(斎藤さん)というが、ステージでは堂々としたダンスを披露。曲の途中で観客から自然と手拍子が湧き上がった。
中西さんは「様々な人達と、立場の違いを越えて一つのものを作り上げる大変さと喜びを知ることができた」、大倉さんは「二度とできない経験ができたので今後のステージに生かしたい」と振り返った。
この模様は今後、NHKで拡大版が放送される予定。
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