市内を拠点に活動するサッカークラブ「エブリサ藤沢」が昨年12月22日、平塚市の馬入ふれあい公園で行われた県社会人リーグ2部昇格トーナメント決勝で、バイラール湘南に2対0で勝利し昇格を決めた。
決勝戦は、あいにくの雨の中行われた。エブリサ藤沢は序盤から主導権を握ると、前半23分、右サイドからのクロスボールをMF河野稜磨選手が相手ディフェンスをかわしシュート。先制点を奪うと、同28分には、DF工藤祐生選手が味方が獲得したPKを決め、引き離した。エブリサ藤沢は後半も主導権を譲らず、相手を無失点に抑え勝利をつかんだ。
橋本研一監督は「雨というコンディションで、いつもと違い長いボールを多用したことが勝ちにつながった。レベルの高いチームが多い中で昇格を決めることができ、ほっとしている」と話した。また、リーグを勝ち抜いた選手たちに「1年間の積み重ねを発揮して、プレッシャーを感じる中よく戦ってくれた」とねぎらった。
夢はJリーグ
エブリサ藤沢は、昨年4月にJリーグを目指すクラブを作ろうと、藤沢在住の有志が中心となって設立された。「夢づくり」「まちづくり」「人づくり」を設立理念の3本柱とし、サッカーを通した地域振興、スポーツ文化の普及などを掲げて活動している。
総監督はS級ライセンスを持ち指導経験豊富な塩澤敏彦氏が務め、若い選手を中心に元Jリーグチームで活躍した選手も名を連ねる。
来年度から参入する県リーグ2部は、県内の28チームが1部昇格へ熱戦を繰り広げている。
橋本監督は「1年で1部リーグに昇格することを目指し頑張りたい」と抱負を語った。
エブリサ藤沢は、1月12日に行われる県選手権に出場を予定している。天皇杯へつづく大会で、2部の品川CCセカンドと横浜の谷本公園で対戦する。
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