任期満了に伴う藤沢市長選挙(2月9日告示・16日投開票)に、元県議の加藤なを子氏(61)が無所属で立候補することを表明した。共産党が推薦する。
加藤氏は14日の本紙取材で「現市政は市民が望んでいることが実現されていない、優先度が違う」とコメント。「他市より優れている福祉、子育て支援策の見直しが33事業で検討され、一方で大型開発が進んでいる」と指摘し「市民生活応援の市政にしたい」と立候補の動機を語った。
主な政策として▽小学校のような全員制の中学校給食▽国民健康保険料1人1万円の引き下げ▽高齢者バス助成制度創設を掲げる。財源としては、村岡新駅と周辺開発の中止で浮く事業費などを挙げる。
加藤氏は県立小田原城東高校卒。生保会社勤務を経て2003年「小児医療費無料化を実現させたい」と藤沢市議選に挑戦し初当選。3期務めた後、県議を1期務めた。
同市長選は元衆院議員の水戸将史氏(57)、現職の鈴木恒夫氏(70)が立候補を表明している。
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