任期満了に伴う藤沢市長選(2月9日告示・同16日投開票)の立候補予定者による公開討論会が4日、本町の複合施設・Fプレイスで開かれた。いずれも立候補を表明している現職の鈴木恒夫氏(70)と新人の水戸将司氏(57)、加藤なを子氏(61)が出席。3氏がそれぞれの視点から藤沢が抱える課題や解決策、将来の展望について持論を展開した=タウンニュース政治の村で独自アンケート(下段リンク参照)。
(一社)藤沢青年会議所の主催。討論会は「東京五輪後のレガシー(遺産)」「インフラ整備」「少子高齢化を見据えた人口問題」「まちづくりのビジョン」などテーマごとに発表。持ち時間3分で来場した約150人に自身の考えを訴えた。
人口問題では、鈴木氏は「2030年をピークに藤沢でも人口が減っていくと推計される。子どもを産みやすい環境を整え、出生率を上げていく」と主張。加藤氏は「雇用の非正規化で子育てや結婚しづらい家庭が増えている。高齢者福祉も含めた支援の拡充が求められる」と指摘。水戸氏は「人口減を前提としたインフラ整備が必要。いかに健康でいられる地域社会を作るかが重要だ」と述べた。
また市長選に向けて鈴木氏は「藤沢に生まれ育って今がある。この街のため情熱を燃やし尽くしたい」、加藤氏は「藤沢は財政も豊か。福祉先進都市と言われるよう皆と力を合わせたい」、水戸氏は「『市民ファースト』の藤沢へ。国や県とのパイプを生かし市のステータスを上げていきたい」と話した。
藤沢市長選挙 2020 立候補予定者アンケート
アンケートの詳細は以下でご覧いただけます。
https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2020/fujisawa-shicyou-q.html
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