新江ノ島水族館で11日、中高生を対象とした「水槽コンテスト」の結果が発表され、関東学院六浦中学高校生物部5人のチーム・Marine Cleanersの作品「海の掃除屋さん」が最優秀賞に輝いた。
審査は2月1日から10日までの期間での来場者と同館職員らの投票によって行われ、同日、参加した5組がプレゼンテーションを行い、最終決定された。
同コンテストは水槽の企画・立案からセッティング、解説作りまで展示水槽に関わる全てのことを、同館職員と協力して形にする。今回は「2020世界に繋げよう江の島」をテーマに、19組の応募の中から書類選考を通過した5組の水槽を展示している。
最優秀賞に輝いた作品は、イトマキヒトデやオジサンなど苔や餌の残りかすを食べる「海の掃除屋さん」と呼ばれる生物5種類を展示。自転車やブロックなど海に捨てられているごみと掃除用具のオブジェも一緒にレイアウトすることで、海洋ごみ問題について訴えている。部長の田村悠介さん(16)は「人間が捨てたごみは海の掃除屋さんでも掃除できない。世界中から江ノ水に訪れる人たちに問題を知ってもらい、海を美しく保っていきたい」と話した。
力作5作品を展示
展示は29日(土)まで。生徒は展示中も生物の飼育や水槽の維持・管理などを行っている。そのほか作品は以下の通り。▽なまずん「希望を運ぶヨット」▽QUARTET!「FHD and the world」▽NAMAKeeeeeeN!「ようこそ江ノ島へ!」▽STONEs「メダカの学校」
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