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「念願」の六会中体育館が完成 広く快適に、防災機能も強化
誰もが待ち望んだ市立六会中学校(小嶋丈典校長・亀井野1000)の体育館がこの度完成した。延床面積はおよそ2950平方メートルで市内最大級。アリーナも1015平方メートルで旧施設のおよそ2倍。さらに避難所機能も強化され、2つの備蓄倉庫やシャワールームなどを備える。充実の学校施設としてはもちろん、地域の安心安全の新たな拠点の誕生となる。
体育館の新設は、旧体育館が築50年以上経過していること、生徒数に対して手狭なことを受けて行われた。
建物は鉄筋コンクリート造2階建て。限られた敷地の中で、広さの確保、設備の充実が図られている。1階には、武道場や14の部活動倉庫、校外の施設利用者が使える会議室、防災備蓄倉庫など、2階にはバスケット、バレーボールで2面、バドミントンで6面まで使用できるアリーナとステージがある。
バリアフリー化も施され、入り口の車いす用のスロープはもちろん、2階アリーナや、ステージに上るエレベーターがそれぞれ備えられたほか、トイレも多目的仕様となっている。
防災機能も強化。生徒や地域住民の避難に対応する備蓄倉庫にプラスして、藤沢市の拠点の1つとしての備蓄倉庫も併設。こちらは市内各地の避難所の不足を補うなどの機能を持っている。
見学会では歓迎の声、続々
先月26日に行われた完成見学会で小嶋校長は「これまで全校集会では、すぐ目の前に生徒が座るような状況だった。新しい体育館では広くゆとりが持てる」とコメント。さらに「生徒、保護者に加えて地域住民の皆さん待望の体育館ができた」と新体育館に満足感を示した。また、体育館完成に合わせて椅子95脚、ジェットヒーター2基を寄贈した同窓会会長の堀千鶴さんは「まさに念願の体育館の完成」と喜びを表すとともに「地域の施設として利活用してほしい」と期待感を込めて話した。
そのほか、見学会に訪れた地域住民らは「念願の」「待ち望んだ」「広くてきれい」と口をそろえ、今回の完成を喜んでいた。
施工は湘南営繕協会湘南アーキテクチュア共同企業体
工事を請け負ったのは、市内で複数の公共施設を手掛けた実績を持つ(株)湘南営繕協会(最上重夫社長)、湘南アーキテクチュア(株)(最上眞理子社長)の共同企業体。
同社は、1983年創業。地元企業のフットワークと技術力で信頼を築き、住宅建設リフォームから大型事業までを手掛けている。公共工事でもその強味を発揮。市立善行小学校を始め、御所見市民センター、藤澤浮世絵館など、数多く手掛けている。
「地域の発展に寄与する施設として」藤沢市教育長 平岩多恵子氏より
六会中学校PTAをはじめ、地域の皆様の思いがこもった新体育館が完成したことをたいへんうれしく思っています。
この体育館を子どもたちの教育活動の充実はもちろんのこと、地域のさまざまな活動の場としても活用していただき、地域の発展に寄与する施設となることを願っています。
「皆さまのご理解・ご協力に感謝」共同企業体・現場所長に聞く
「学校、保護者、地域の皆さまのおかげで無事、完成させることができました」と話すのは、現場所長の村元光治さん。大型車両の乗り入れや音の問題など、細心の注意を払いながら工事を進め「無事故」で終えられたのは、関係した人たち「皆さまの協力あってこそ」と感謝を表している。「事故やトラブルは施設の見えない傷になる」と現場を預かる長としての責任を表情を引き締めて話した。
また、資材不足、人員不足の懸念もあったが、早めの手当が功を奏し乗り切った。と胸をなでおろす。「喜ばれる施設が作れるというのは、大きな達成感。思い出に残る仕事です」とほほ笑んだ。
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