プロ野球の独立リーグ「BCリーグ」に初参戦する藤沢市が拠点の「神奈川フューチャードリームス(FD)」が2日、来月に迫った開幕戦へ向け合同練習を開始した。練習本拠地となっている藤沢翔陵高校グラウンドなどで熱のこもった練習を行っている。
今シーズンからリーグへ新規加入となる同チームは、元横浜の鈴木尚典さんを監督に迎え、チーム作りを行っている。選手は将来、日本野球機構(NPB)入りを夢見る20代前半の若手が中心で、地元の神奈川県出身の選手も多い。
取材に訪れた6日は、今月下旬から始まるオープン戦に向けて、連携やサインプレーなどを中心に汗を流していた。鈴木監督は「まだ選手の力量を見極めているところ。地元の方々に応援してもらえるチームにしたい」と地域に根差したチームづくりを目指している。
地元に恩返し
選手のひとり、池田建人投手(26)は、日大藤沢高校出身。卒業後、社会人野球チームの三菱自動車に入団しプロを目指していたが、入団して7年、誘いは無かった。神奈川FDには、「地元にできるチームで、心機一転チャレンジしたい」とトライアウトに合格。投手陣では最年長になるが、「地元に恩返しをしながら、自分の夢をもう一度追いたい」と意気込んでいる。
リーグ開幕戦は4月11日、栃木県の小山市運動公園で「栃木ゴールデンブレーブス」と対戦。翌週18日に横浜スタジアムで神奈川開幕戦を開催。「福島レッドホープス」と対戦する。
※同球団は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月10日までの練習、練習試合、オープン戦を無観客で行うとしている。
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