藤沢市はLGBTなどの性的少数者や事実婚のカップルを人生のパートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」の導入に向け、検討を開始する。4日、藤沢市議会総務常任委員会で報告した。来年4月の施行を目指すとしている。
同制度を巡っては、2015年に導入した東京都渋谷区を皮切りに全国に拡大。県内では横浜、横須賀、小田原、鎌倉の4市が導入している。
藤沢市は今後、制度導入に向けて▽対象年齢や住所地など対象要件▽申請方法や発行する証明書の内容形式▽証明書により利用できる行政サービス―を検討。関係機関に意見聴取を行い、8月頃までに制度の概要を取りまとめる。その後パブリックコメントを経て10月に制度内容を確定。12月市議会定例会での報告を経て、来年4月に施行するスケジュールを描く。
先月開催の藤沢男女共同参画プラン推進協議会では、「同性カップルをパートナーとして認知する仕組みの導入」が市長宛てに提案されていた。
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