意見広告・議会報告
コロナ収束を願い、新たな藤沢へ 水戸まさし/前衆議院議員
先の藤沢市長選挙が行われてから早2カ月。自ら経験を通じ、色々な反省点もありましたし、また多くのことを学ばせて頂きました。
そして選挙後、日を置かずして新型コロナウイルスが急速に拡大。藤沢市内での患者数は、4月15日現在、36名を数えます。私たち自身、健康と生活管理に万全を期す一方、今後、事業や教育活動の自粛や休止によるダメージを、社会全体としてカバーしていかねばなりません。
また、このコロナ禍は、市民生活を一変させることに繋がっていくと思われます。デジタル化やICT化の進展です。
テレワークやオンライン教育など、ネットを通じて自宅での仕事や授業を可能にするほか、病院に行かなくても、遠隔で受診できることになり、否応なしに拍車が掛かっていくでしょう。
しかし、市内のWi─Fi整備率は甚だ貧弱です。このままでは現在のニーズに対応できず、災害時でも、多くの情報難民を出してしまいます。
さらに私たちの健康・医療・介護などの情報をデータとして集め、市内の研究機関や大学で分析し、薬の開発やロボット研究に結び付ける必要もあります。コミュニティバスや防災拠点など、人の交流や命を大切にする基盤整備を図りつつも、先端テクノロジーの開発も同時並行的に進めていくべきです。
コロナ禍の収束を願いつつ、「藤沢の新たな一歩を!今こそ次の土台を築け!」、私はそう念じてやみません。
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