新型コロナウイルスの感染症対策にあたる医療従事者の安全を祈願し、江島神社(相原圀彦宮司)は先月30日、お守り500体を市に寄贈した。同日贈呈式が行われ、相原宮司は「危険と隣り合わせで活動している人たちの心が少しでも安らげば」と鈴木恒夫市長に手渡した。
お守りに書かれた「江島大明神」の文字は、鎌倉時代の蒙古襲来に際して後宇多天皇から賜ったとされる直筆の書体。また裏には同神社に祭られる須佐之男命(スサノオノミコト)に由来するという小さな刀をあしらい、病魔を断ち切る願いを込めた。
同神社では疫病終息を祈念し、毎朝祈祷しているという。相原宮司は「それだけでは足りない気持ちがあり、お守りを作った。(コロナ禍は)まさに国難。一日も早い終息を願っている」、鈴木市長は「由緒あるお守りをいただいた。第一線で働く医療従事者に渡したい。市民を代表してお礼申し上げる」と述べた。
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