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藤沢版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

藤沢総合高校 「おもちゃ冊子」を製作

社会

公開:2020年7月24日

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自身が考案したおもちゃと冊子を持つ藤沢総合高校の生徒ら
自身が考案したおもちゃと冊子を持つ藤沢総合高校の生徒ら

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、外で遊ぶ機会が減っている子どもたちに向けて、藤沢総合高校の生徒が17日、自宅にあるもので作って遊べる「おもちゃ冊子」を製作した。ペットボトルや牛乳パック、ダンボールなどを材料にしたおもちゃの作り方を紹介。今後、市内4カ所の子育て支援センターへの配架も予定している。

子ども向け「自宅で楽しんで」

 保育士や幼稚園教諭などを目指す同校生徒12人が履修している「子どもの発達と保育」の一環。3月からの休校中に、生徒たちへ課題として出され、13作品が集まった。

 作品は、乳幼児も楽しめるよう、「マラカス」など音を出して遊ぶものや、子どもが好きなウサギやネズミなど動物をモチーフにしたものなど様々。中には、箸の練習に使うことができるよう、ペットボトルのキャップを食べ物に見立て、ウサギの口に放り込む「パクパク人形」などアイデアを凝らした作品も掲載されている。

 牛乳パックやカプセルトイの入れ物を用いた作品「ボール落とし」を製作した栢本美羽さん(3年)は、幼い子にも興味を持ってもらえるよう、ビーズを使ってボールから音が出るように工夫。「自分で遊んでみても楽しかった。折り紙を使って見た目もアレンジして遊んで」と笑顔で話した。

 冊子は手書きで、13個の作品それぞれの作り方や材料、「おままごとや人形遊びの時に使ってほしい」など遊び方のポイントが、イラストと写真付きでまとめられている。同授業の担当教諭は「自宅で子どもたちに楽しんでもらおうと思いの詰まった作品が満載。地域の方々にも見て、作ってもらって親子で楽しんでほしい」と話した。

 市内の子育て支援センター(藤沢・辻堂・六会・湘南台)などに配架予定。冊子内のQRコードからは、作品一覧や感想を送信できる。

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