大庭の介護事業所「ぐるんとびー」(菅原健介代表)が先月27日、「アジア健康長寿イノベーション賞」の準大賞に選ばれた。国内選考ではコミュニティ部門の「最優秀施設」に選ばれ、ダブル受賞。菅原代表は「地域の皆さんが土壌を作って、受け入れてくれたおかげ。これまで支えてくれた多くの人に感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
同賞は日本政府によるアジア健康構想の一環で、健康長寿の達成や高齢者ケアの向上に資する取り組みを評価するもの。第1回目となる今回は、アジア12カ国・地域から約130件の応募が集まった。
ぐるんとびーは団地の空き室で、小規模多機能型居宅介護施設を運営。高齢化率60%を超える団地を、多世代交流と福祉の場として活用するユニークな構想が高く評価された。菅原代表は「この賞をきっかけに、世界のモデルとなる街を大庭地域の皆さんと創っていきたい」と話した。
大賞には長野県駒ケ根市のセルフマネジメント支援の取り組みや、タイ、ベトナムの3団体が、準大賞はぐるんとびーのほか5カ国6団体が選ばれた。
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