湘南台駅地下広場を、アートを通じて新たな交流の場にしようと、市民団体「湘南台アートスクエアプロジェクト」(今野隆司代表)が1日からインターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を開始した。11月30日まで専用サイトで募集し、広場を彩る壁画の制作などに役立てる。
目標金額は1千万円。専用サイト「CAMPFIRE」を活用する。
湘南台駅は小田急、相鉄、横浜市営地下鉄の3線が乗り入れる市北部の玄関口。東京五輪の開催を契機に訪れる人々をもてなす空間を作ろうと有志が集まり、昨年6月に同会が発足。8月と9月には通行人が自由に演奏することのできる「ストリートピアノ」を設置し、好評を得た。
今回のプロジェクト最大の目玉は、湘南台在住の画家・廣田雷風さんがデザインする巨大壁画。廣田さんは、これまでホテルや医療施設などの壁画を多数手掛け、日本楽器製造(現ヤマハ楽器)の嘱託画家としても活動。同会は「地元愛も深く、音楽と美術を融合させ、誰もがわくわくする湘南台を彩るのにふさわしい」と期待する。
実現すれば、「音楽があふれる湘南台の街」をテーマにした巨大壁画や柱などが広場を彩る予定だ。
支援者の名前刻印
寄付金には3千円から5万円までの枠を設定。返礼品には、廣田さんの絵を使用したファイルなどオリジナルグッズのほか、1万円以上の枠には、支援者の名前を刻印したウッドプレートを広場の柱に飾る「1000人の名前刻むプロジェクト」を予定している。
同会では「後世に誇れる広場作りを皆さんと共に実現したい。ぜひ協力を」と呼び掛けている。CFの参加はhttps://shonandai-artsquare.art/donation/まで。
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