プロ野球独立リーグ・BCリーグに今季から参加している神奈川フューチャードリームス(本拠地・藤沢市)が5日、埼玉武蔵ヒートベアーズとのダブルヘッダー(7イニング制)に臨み、ホーム最終戦2試合で勝利を飾った。
初戦は、日大藤沢高校出身の池田建人投手が先発した。池田投手は粘りのあるピッチングで7回2失点で完投勝利。打線はデラロサ選手が4回にライトに3点本塁打を放ち、5対2で勝利した。
2試合目は、先発した相模原市出身の杉浦健二郎投手が、初回に2失点するなど追う展開となったが、4回に走者1、3塁から森田球斗選手がレフトへ同点ヒット、満塁で東良暁選手が押し出しの四球を選び逆点。6対3の逆転勝利を飾った。
リーグ優勝へ
神奈川FDは先月29日、茨城アストロプラネッツ戦に7対1で勝利し、クライマックスシリーズ(CS)出場と、東地区Bグループ1位を決めた。
BCリーグは、関東、東北、北陸などから12チームが参戦。今年は東、中、西の3地区をさらに2つのグループに分け、3地区6グループ制で行われた。リーグ優勝を決めるCSには各グループから勝率の高い1チームが進出。トーナメント制で全て1試合勝負で争われる。
神奈川FDは10月18日(土)に、栃木ゴールデンブレーブスと敵地で、東地区優勝をかけ対戦する。
鈴木尚典監督は「選手が頑張ってくれたシーズンだった。最初から日本一を目標に戦ってきた。まずは、地区優勝できるように、調整していきたい」と意気込みを語った。
CSには、東地区A・栃木、同B・神奈川、中地区C・福島、同D・信濃、西地区E・富山、同F・福井の6チームの進出が決まっている。
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