「少しでも江の島散策が楽しい思い出になれば」。先月22日、コロナ禍で中止になった修学旅行の代わりに、江の島でフィールドワークをする明治中学校3年生に対し、同島事業者有志が歓迎ムードを演出した。
同日、島内の店舗には、「明治中学校の3年生の皆様 ようこそ江の島へ」というメッセージと市のキャラクターふじキュンが描かれたポスターが並んだ。さらに生徒の来島時間に合わせて10時の開店時間を1時間早めるなど、賑わいも創出。仲良し4人で散策を楽しんでいた生徒は「中学校の名前が入っていてびっくり。島の皆さんの思いが伝わり、温かな気持ちになった」などとコメント。地元の思いを受け取ったようだ。
発案は藤沢市議会会派の市民クラブ藤沢(佐賀和樹団長)有志。実施前々日に得た情報を基に、江の島の事業者に相談。島内に店舗を構える市観光協会会長の湯浅裕一さんや江の島観光会会長二見将幸さんなど多くの賛同を得て急ごしらえながら歓迎ムードを作った。湯浅さんは「思い出づくりの一助になっていればうれしい」と往来する生徒たちに目を細めながら話した。
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