県立藤沢清流高校の家庭総合の授業でこのほど、「共働きで子育てするならこの町で」をテーマに、生徒たちが将来住みたい町を発表した。行政の子育て支援制度や家賃相場、保育所や病院の数を調べるなど、内容は本格的。同授業を履修する2年生143人の調査結果がまとめられ、同高校の廊下に掲出された。
昨年「共働き子育てしやすい街ランキング」で1位に選ばれた千葉県松戸市が28人で最多。藤沢市が20人と続いた。
厚木市を選んだ田村花子さんは、同市の医療費助成や紙おむつの支給、預かり保育サービスの充実を発表。ほかにも、長野県上田市を選んだ種市響さんは、気候の安定や駅の利便性の高さなどを調査。四ツ谷真沙希さんは、日照時間の長さや、災害対策、子連れで楽しめるレジャー施設の充実などの理由から静岡県浜松市を選択していた。
担当教諭の橋元祐子さんは「子どもと親、どちらの視点にも立てる世代なので、面白い調査結果が出た。これを機会に、生徒たちが子育てに関心を持ってくれるとうれしい」と話した。
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