県立湘南高校(鵠沼神明・池辺直孝校長)が1日、創立100周年を迎えた。同窓会組織「湘友会」の主催で式典が行われ、生徒や卒業生ら約40人が参加。記念モニュメントが寄贈されたほか、改修が完了した「赤木苑」もお披露目された。
同会は100周年に合わせ、初代の赤木愛太郎校長の功績を称える胸像を設置した「赤木苑」を改修。同じく校門そばに設置された記念モニュメント「飛翔」=写真=は、「羽」をモチーフに41回生で画家の廣田雷風(らいふ)さんが制作した。
式典では、38回生の上野孝会長が「赤木苑と記念モニュメントが職員、生徒の皆様が常に立ち返る原点になれば」とあいさつ。自らも同校OBで57回生の池辺校長は「湘南生にふさわしい場所に生まれ変わった」と謝辞を述べた。
またこの日は赤木校長の孫で39回生の赤木圭子さんも駆け付け、「創立期の熱い志が培われてきた。祖父もどんなに天界で喜んでいることかと思う」。生徒会長の笹井美杏(みあん)さん(3年)は「節目に携わることができて光栄。生徒がやりたいとことが実現できるのが湘南高校の良さ。卒業生皆さんの活躍も実感でき、将来に対して希望が持てた」と笑顔で話した。
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