作夏、新型コロナウイルスの影響で海水浴場が開設されなかった片瀬西浜などで海の家の建設工事が始まった。海水浴場開設者の協同組合や市は、感染対策を前提に今夏の開設を想定しており、2年ぶりの海開きに向けて準備が進む。
海開きは7月3日の予定。最終的な開催の可否は、5月26日に開かれる市夏期海岸対策協議会総会を経て決定する。
西浜での建設は14日から始まり、今後1月半ほど続く。江の島海水浴場協同組合の森井裕幸理事長は今夏に向け、「海開きに間に合うよう急ピッチで進めていく。(感染状況次第で)どうなるか分からないが、コロナ対策を万全にして迎えたい」と話した。
昨年はコロナ禍で市内3海水浴場(片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼海岸、辻堂)を含む県内25海水浴場全てが開設を断念。一方、3海水浴場では海水浴客の来訪が見込まれるなか、水難事故などを防止するため海域をマリンスポーツの「可能エリア」と「自粛エリア」に区分するなど独自ルールを設け、安全確保に務めた。
今夏の開設を巡って海岸管理者の県は、4月に客同士の距離確保や飲食中のマスク着用など、感染防止策を盛り込んだガイドラインを示している。
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