65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの集団接種の開始時期について、藤沢市は6月24日を軸に調整を進めていることが、26日までに関係者への取材で分かった。接種日の1週間前から予約受付を始める想定で、高齢者施設2施設と一部の公民館を会場に先行実施する=中面関連記事。
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接種会場のうち、高齢者施設は、市老人福祉センターこぶし荘(下土棚)とやすらぎ荘(稲荷)の2施設。13施設あるうち、先行実施する公民館は駐車場の収容台数や最寄駅からのアクセス、ワクチンの個別接種ができる医療機関が近隣にあるかなどを加味して判断する。
予約は接種日の1週間前から市ワクチン専用コールセンター(【電話】0570・07・2230)か専用の予約サイト、無料通信アプリ「ライン」の市公式アカウントのいずれかで受け付ける。
接種対象者は接種予約券(クーポン券)が配送された市民。市は対象者年齢を段階的に引き下げて発送作業を行っており、予約受付がスタートするまでに65歳以上の高齢者への発送を完了させる考え。市保健所によると、26日現在で76歳までの発送を終えている。
ワクチン接種日は、医療機関の休診日に合わせた水・木・土・日曜のいずれかで週1〜2日。当面は各会場1日あたり200回程度の接種を基本に、順次拡大していくという。接種業務は市医師会で在宅医療を担当する看護師らが中心に担う。
ワクチン接種開始の日付や時間、詳しい予約方法などは市広報6月10日号や市ホームページなどに掲載する。
市のワクチン接種を巡っては、5月17日から医療機関での個別接種がスタート。市内65歳以上の高齢者人口は約10万7千人で、26日現在で8503人(7・95%)が1回目の接種を終えている。
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