台風や集中豪雨などの災害時に市区町村が出す避難情報の制度が今月20日から変更された。近年の風雨災害規模拡大を受け、災害発生の切迫度を5段階で示す大雨警戒レベルについて避難開始時期などを明確にした。10日に改正災害対策基本法が公布された。
レベル3はこれまでの「避難準備」から「高齢者等避難」に。高齢者や要介護者、支援者など移動に時間がかかる人の避難を強く促す。
レベル4は「避難勧告」と「避難指示」があったが「勧告」を廃止し「指示」に一本化。これまで「勧告」を基本とし、緊急性が高い時に「指示」が発令されていたが、指示発令まで待ち、逃げ遅れるケースを防ぐため一本化した。併記は1961年の法制定時に、以前の基準が引き継がれていたことによる。今回の変更に際し、国はレベル4までに危険な場所にいる人の全員避難を求める。
最大レベルの5は「緊急安全確保」に変更。市区町村が、災害発生もしくは危険が切迫している段階で発令することができる。
大規模風水害に際する避難情報は藤沢市では防災行政無線、市のメール、HP、公式ツイッターとLINE、レディオ湘南で発信している。
市防災政策課は梅雨期に際し「改めて避難方法、場所などの確認を」と呼び掛けている。
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