自転車競技BMXの全国規模の大会「マイナビジャパンカップ」(全日本フリースタイルBMX連盟主催)が先月15・16日、境町アーバンスポーツパーク=茨城県=で行われ、藤沢ゆかりの4選手が各クラスで2位となり、表彰台に上った。東京五輪の正式種目となった同競技での活躍に注目が高まっている。
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選手が出場した競技種目・BMXフリースタイルパークは、ジャンプ台を使って跳んだり、ハンドルを回転させるなど、様々な自転車テクニックを連続で披露する競技。
ジャパンカップは、東京五輪出場が内定している中村輪夢選手や大池水杜選手らトップレベルのライダーが参加する国内最高峰の大会。プロの「エリートクラス」とアマチュアの「チャレンジクラス」に大別され、年齢や性別で分かれ、それぞれ技を競い合う。
今大会で2位に入賞した4選手は、エリートクラスで溝垣丈司君(15)、13―15歳クラスで寺林昌輝君(13)、7―9歳クラスで尾後家優斗君(8)、5―6歳クラスで小島瑠夏君(4)。鵠沼海浜公園スケートパーク=鵠沼海岸=で日々練習に励む4選手は、互いにアドバイスをし合いながら技を高め合っている。
大会を振り返り4人は「力を発揮できた」と満足気。寺林君は「2位はうれしいけど、ミスも多く反省もあるので、練習して挽回したい」、尾後家君は「技も成功して楽しく演技できた。ノーミスでできて良かった」、小島君は「練習した技がきまってうれしかった」と話した。
大技成功で会場歓喜
中でもプロ選手が出場するエリートクラスに年齢が達し、念願の出場を果たした溝垣君。難易度の高い大技「ハーフキャブテイルウィップ」を日本人で初めて大会で成功させるなどの活躍で存在感を見せつけた。180度回転しながら、フレームを横に一周する大技に会場は歓喜に包まれたという。溝垣君は「大技は得点が高いけどリスクも高い。決まった時は気持ち良かった」と笑顔を見せた。
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