梅雨のジメジメ、夏の暑さは「ニャンとも不思議」な作品で涼む――。
企画展「招き猫亭コレクション 夏 猫ビヨリ」が、藤沢市アートスペース=辻堂神台=で6月19日(土)から8月29日(日)まで開かれる。
匿名のアートコレクター・招き猫亭氏が約40年間収集した作品群630点から約130点を展示。2018年に市へ寄贈され、同年、20年に続く今回の企画展は「夏休みの旅」「怪談」「涼」といった夏の季節にまつわる作品をテーマに、歌川国芳「猫飼好五十三疋」の宿場の猫をモチーフにした伊万里焼の豆皿や、ヴェネチアングラスの招き猫などが並ぶ。
担当学芸員は「活発で元気な猫の姿に癒され、怪談など怖い猫の作品で暑さも吹き飛ばしてもらえたら」と話した。
展示解説も
会期中、展示解説も開かれる。収蔵作家・大森暁生氏のアーティストトークは6月27日(日)午後2時から3時30分。担当学芸員の展示解説は7月4日(日)、8月21日(土)、午後2時から。いずれも無料(要観覧料)。申し込み開始は開催2週間前。
7月25日(日)までを前期、7月29日(木)からを後期として一部展示替えを実施。午前10時から午後7時(入場は6時30分まで)。観覧料200円、高校・大学生100円。月曜、7月27日(火)、28日(水)、8月10日(火)休館。8月9日(月)は開館。申し込み・問い合わせは同施設【電話】0466・30・1816へ。
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