藤沢 社会
公開日:2021.06.25
聖火トーチに釘付け
公道中止も「いい記念」
東京五輪開催を1カ月後に控えた22日、藤沢市役所本庁舎1階プロムナードに五輪とパラリンピックの聖火リレートーチが展示された。市民らが興味深そうに見入ったり、スマートフォンで撮影するなどしていた。
県内巡回展示の一環。全長71cm、アルミニウム素材で重さは1・2kg。桜がモチーフで五輪が薄いピンク色、パラリンピックが濃いピンク色で、最上部も花びらにかたどられている。
当初は県内でも聖火ランナーが火をつなぐ予定だったが、県は11日、新型コロナの感染症対策のため、公道走行中止を発表。辻堂太平台在住の女性(81)は「初めて見たけど素敵。聖火リレーが見られないのは残念だけど、いい記念になった」。鵠沼海岸在住の女性(51)も「沿道で見られないのは残念」としつつ、五輪都市ボランティアとして活動する予定といい、「コロナ禍で不安もあるが、少しでも気分を明るくして盛り上げたい」と話した。
トーチの展示は24日で終了している。
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