鵠沼高校女子バスケットボール部が先月27日、平塚総合体育館で開かれた県高校総体で、好敵手・アレセイア湘南高校を下し、決勝リーグ3連勝で初優勝を飾った。ゲームキャプテンの横山季晴さん(3年)は「県で優勝して全国へ臨みたいと思っていたので安心した」と話した。
8月から新潟県長岡市で開かれる全国高校総体(インターハイ)の予選となる同大会。同校はシードで出場し予選を勝ち上がり、アレセイア、東海大相模、星槎湘南と4校で争う決勝リーグへと駒を進めた。
決勝リーグの最終戦は、過去2大会連続で惜敗したアレセイア湘南との対戦。持ち前の脚力を生かし、相手に隙を与えない徹底した守備で、勝利をつかみ取った。
攻撃面でも横山さんが自身の強みである3ポイントシュートを鋭く射抜き、背番号4番の吉田歩加さん(3年)が積極的に1対1を仕掛け得点を稼ぐなど、部員一人ひとりが「チームのために自分のできることを」と一丸となり力を発揮した。
チームテーマは「スイミー」
昨年10月の県高校秋季大会で初優勝を果たし、ウィンターカップに出場した同校。昨年末の代替わり後から部員と細木美和子監督らは全国ベスト8入りを目標に戦ってきた。「今年は絶対的なエースがいない。けど個々が出来る事を最大限のパフォーマンスを発揮すれば十分勝てる。小さな魚が集まって大きな魚となる『スイミー』をイメージして」。それを体現し得た初優勝に、横山さんは「一人ひとりがチームのために戦えば、勝てるという事が分かって自信につながった」と笑顔で話した。
全国の舞台へ向けて、吉田さんは「自分たちの力を発揮して楽しんでプレーができれば。今まで部を支えてきてくれた皆さんに恩返しがしたい」と意気込みを話した。
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