湘南ベルマーレU-18の石井大生選手(17)=朝日町在住=が先月20日、来季から同トップチームへ昇格すると発表された。幼い頃からプロ選手を目標としてきた石井選手は「地元のチームで夢を叶えられてうれしい。覚悟と自覚を持って来季に向けて努力していく」と意気込みを語った。
石井選手は190cm、左利きでポジションはDF。チームによると「身長を生かした空中戦の強さと粘り強い守備を得意とし、攻撃面では落ち着いたビルドアップからスピードあるオーバーラップが特徴」という。
5歳年上の兄の影響で幼稚園年中からボールを蹴り始め、大道小では大道SCに所属。当時から「クラスで背の順が一番後ろだった」という高身長を生かした攻撃的なプレーをする中でプロ選手になる夢を抱いた。
村岡中時代から「湘南ベルマーレU-15、U-18」に所属。中3時にはU-15Jリーグ選抜メンバーでブラジル遠征を経験し、関東リーグ2部で優勝し高円宮杯ベスト8、高1で県1部リーグで優勝するなど実績を積み重ねてきた。
当初はFWだったが「早くプロになるための道を考え、指導者に適正を見出してもらった」とディフェンスに転向。「今も攻撃は好きなので点も取りたい」と言う。
地元での昇格に感謝
現在は鶴嶺高校(茅ヶ崎市)3年。リフレッシュは藤沢の海岸まで走ること。ゲームも趣味の一つで、サッカーゲームの「ウイニングイレブン」では、三重国体の文化プログラムとして開催される「eスポーツ選手権」の神奈川県代表に選ばれる一面も持つ。
来季に向けては「まず試合に出られるよう準備していく。地元から応援される選手を目指し、球際にも走り込む湘南スタイルのプレーを体現していきたい」と意気む。
現在開催中の東京五輪で、ベルマーレにゆかりある谷晃生選手や遠藤航選手が日本代表で活躍している姿にも刺激を受け、「自分も五輪出場やA代表選出、海外での活躍を目指していきたい」と展望を語った。
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