SDGsをテーマとしたマルシェを企画した実行委員会の委員長を務める 里 崇さん 遠藤在住 39歳
地球に恩返しがしたい
○…世界の人々が平等で安全に生きることのできる社会を作ろうと、国連が目指している目標「SDGs(持続可能な開発目標)」。市内で取り組む事業者や大学生と藤沢駅前でマルシェを企画した。開発途上国の生産者を支援するフェアトレード商品、廃棄物を再利用して作った小物や日用品などに加え、ワークショップも行う。「環境に配慮した商品や活動を知ってもらうきっかけになればうれしい」
○…市内北部で地場野菜を提供するレストラン「いぶき」を経営。環境問題にも積極的で、生ごみを微生物の力で分解するコンポストの開発、季節の野菜や果物の収穫体験も企画している。今回は、まだまだ知らないことの多い「SDGs」を「楽しく学んでほしい」と、販売だけでなく商品にはどんな環境への配慮がされているのかが分かる説明カードも掲示するなど工夫したいという。
○…幼い頃からサッカーに夢中で小中高と練習漬けの毎日を送った。大学を卒業し、会計士として社会に出たが、30歳を目前に英語を学ぼうと豪州へ。元々のめり込んだら突き詰めるタイプ。他国をもっと知りたいと好奇心が湧き、ワーキングホリデーやバックパッカーをしながら、約5年間かけ57カ国を巡った。世界中に友達ができていき、自然と地球という広い世界観で物事を考えるように。「環境に関心があるのもお世話になった地球に恩返しがしたい」という気持ちからだ。
○…マルシェは今月26日に初開催を予定していたがコロナ禍を受けオンラインに変更。「残念だけれどワークショップの生配信など工夫して楽しいものにしたい」と意気込んでいる。今後マルシェは月1回開催を予定。「紹介したいものがいっぱい」と楽しそうに目を細めた。
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