富士リアルティ(株)・湘南乃工務店が1日と2日、大鋸で進める湘南初の木造中高層ビル「MIYU/海友」プロジェクトの構造見学会を実施した。
SDGsの観点から、県産木材の活用を強化し、環境保護と開発を両立する新たな都市づくりの形として同社が取り組む新事業。今年頭に計画が発表され、兼ねてから注目を集めてきた。今回は市内外から建設・不動産関係者や行政・議員団体など2日間で100人超が参加した。
参加者の多くが注目したのが木造ビルの耐久性。同ビルは2×4工法の活用で耐震性・耐火性などに富んだ構造となっている。また、使用している木材は、伐採後もCO2還元効果を持つ。同社永松秀行代表取締役の「本来、木は非常に強い素材。寺社など1000年以上残る物件もあり、その価値や可能性は改めて見直されている」との説明に参加者からは驚きと納得の声が漏れた。
ビルは4階建て。1階に店舗、2階以上は事業所を含む居住スペース。一部に丹沢産のスギ材を使用している。完成は今冬を予定。
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