藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の創業や中小企業の新規事業のビジネスプランを募り、優れた内容を表彰する湘南ビジネスコンテストの最終公開プレゼンテーションが5日、藤沢商工会館で行われた。主催は(公財)湘南産業振興財団。
当日は、30組の中から選ばれた6組のファイナリストがプレゼン。ビジネス大賞と視聴者賞には熟練者でも難しいとされる金属部品の外観検査を、AIで自動化し、機器の小型化も実現させるプランを提案した大庭の(株)TOMOMI RESEARCHが選ばれた。
同社社長で工学博士の佐藤友美氏は受賞を喜びつつ「地元に貢献したいと作った技術。これからも皆さんと一緒に頑張りたい」と決意を述べた。
審査委員長を務めた飯盛義徳氏(慶応義塾大学総合政策学部教授)は、「技術の伝承が難しくなる社会課題を解決してくれるプランとして評価した」などと話した。
そのほかの受賞者は以下の通り。▽準大賞・(株)ミライノベーションズ(藤沢市)▽スタートアップ賞・大西裕太さん(茅ヶ崎市)▽審査員特別賞・(株)INNOVATORS(藤沢市)▽かながわ信用金庫賞・(株)フジマニパブリッシング(同)▽湘南信用金庫賞・Meili nail&eyelash school(同)。
プレゼンの模様はインターネットを通してライブ配信された。記録動画も後日公開予定。各ビジネスプランの概要含め同財団HPで公開。
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