関東の1都3県を対象に専門家が選ぶ「本当に住みやすい街大賞」が7日に発表され、辻堂が1位に輝いた。前回の3位からさらに順位を上げた形で、コロナ禍の郊外人気を追い風に、駅周辺に商業や医療、教育施設が集積する再開発や、海まで近く余暇を楽しめる住環境などが高評価を得た。
同大賞は、住宅ローン専門金融機関のアルヒ(東京都)が融資実績(2020年8月〜2021年7月)を町名単位で集計。このデータを基に▽住環境▽交通の利便性▽教育・文化環境▽コストパフォーマンス▽発展性の5つの基準を設け、住宅や不動産の専門家による選定委員が審査した。
辻堂では駅周辺の再開発事業「湘南C―X(シークロス)」が完了し、工場跡地に大型商業施設のテラスモール湘南や湘南藤沢徳洲会病院が開設したことなどで駅周辺に商業や医療、教育関連の施設が集積。鉄道に加え、藤沢インターチェンジ(IC)も近く、都内や横浜方面へのアクセスが良いことや海、辻堂海浜公園が近く自然環境が整っていることなども高く評価された。
この日、都内で発表のイベントが行われ、鈴木恒夫市長はビデオメッセージで「大変光栄。藤沢は人口が44万人を突破し、子育て中のファミリー世帯の転入が全国と比較しても多い。これからも魅力あふれるまちづくりを進めていきたい」と述べた。
ランキングは以下の通り。
1位=辻堂、2位=川口、3位=多摩境、4位=大泉学園、5位=海浜幕張、6位=たまプラーザ、7位=花小金井、8位=月島、9位=船堀、10位=新秋津
|
|
<PR>
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>