藤沢の小中学生クライマーの活躍が目覚ましい。先月27日、28日に茨城県で開かれた全国大会「第1回ユースフューチャーカップ」のボルダリング種目男子で、ユースC(2008年・09年生まれ)で藤ヶ岡中学校1年の濱田琉誠君(12)が優勝。同ユースD(10年・11年生まれ)では大清水小学校5年の仲田和樹君(11)が優勝を果たした。
8つの課題を時間内に登れた数を競い「保持力」「パワー」などの総合力が試された。クラス内で唯一7課題を「完登」した濱田君は「どの課題から登るか戦略を立てて、『スラブ』(緩傾斜壁)をクリアできたのが勝因」と振り返る。
クライマーの父の背中を見て育ち、小1から競技に取り組む仲田君は集中力を武器にすべての課題を完登。「優勝できると思わなかったのでうれしい」と笑顔を見せた。
兄弟のように切磋琢磨
普段から家族ぐるみで遠征に出かけたり、練習している二人。ジムでの練習中は、濱田君が登り方を出題し、仲田君と濱田君の弟・琉碧君(小4)がその課題に取り組むなど、「師弟や兄弟のよう。互いに刺激を受けている」という。
目標は「できなかった課題のくやしさを次に向ける」(濱田君)、「次の全国大会でも優勝」(仲田君)。高みを目指しともに切磋琢磨する。
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