西俣野で板金店を営む本郷多久也さん(54)は、使えなくなり廃棄される自動車のバンパーの一部を再利用し、ボディサーフィンなどマリンスポーツで使われる「ハンドプレーン」を自作し活用している。
ハンドプレーンは、身体だけで波乗りをするボディサーフィンで使われることが多く、小型サーフボードとも言われる。
本郷さんは仕事で、バンパーを廃棄することをもったいなく思い活用方法を模索していた。そこでふと思いついたのが、趣味のボディサーフィン用のハンドプレーン。一部をくりぬき、手に装着する際のベルトは、シートベルトを活用。装着してみたところ「これはいける」と感じたという。
使い心地も「なかなか良い」。波乗り仲間の反応も良く、「もったいない」から生まれたマリングッズは、密かに話題となっているようだ。
本郷さんは「ものを使い捨てするのではなく、常に『何かに活用できないか』と考えている。ちょっとしたアイデアがきれいな海を守るための環境保全にもつながっていく」と話した。
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