地元ラーメン店、匠人いとう(伊東勝代表・辻堂元町1の31の5)は先月27日、児童養護施設・聖園子供の家の子どもたちにラーメンとおにぎりを振る舞った。
同店は昨年8月にオープン。化学調味料や食品添加物をつかわず、具材もオーガニックにこだわった健康食品としてのラーメンをコンセプトに営業中だ。
今回の企画は「子どもからお年寄りまで安心して食べられるラーメンを通して地域貢献がしたい」と女将の伊東絵理香さんが発案。市川和広県議ら地縁のつながりを得て実現した。
当日、子どもたちは同施設の調理場で作られる匠人いとう自慢のラーメンを楽しんだほか、「食育にもなれば」と考えられたおにぎりづくりにも挑戦。身も心も温まるひと時を過ごした。
野際良介施設長は「コロナ禍の影響で食事を調理室で作れず、また外食も難しい状況。そんな中、調理場から作り手の温もり含め、温かな食事をいただけたのは大変嬉しい」と感謝を述べた。また、「こういった地元事業者の方々との触れ合いは、地域との縁となり、いずれ施設を卒業し、独り立ちする子どもたちの支えにもなる」と話した。
絵理香さんは「この1回にとどまらず、自分たちができる地域貢献を続けていきたい」などと意欲を示した。
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