藤沢警察署(松尾博之署長)では、これから春にかけて増える自転車利用者に対し、盗難予防を訴えている。
これは昨年夏から秋にかけて、辻堂駅周辺の商業施設付近で自転車盗難が頻発したことが背景にある。同署によると普段月に1台あるかないかの被害が、昨夏の8月が7件、9月が10件、10月12件、11月6件とわずか4カ月で35件もの盗難があったという。その後、駐輪場路面に注意を促すメッセージを入れて抑止に努めたほか、パトロールを強化。4件を検挙し、件数も12月は2件、1月は3件と減少となったが、利用者増の春にあわせて再び増える可能性を示唆。同署生活安全課担当者は「自転車置き場のスタンドに入れると安心する方も多い。辻堂に限らずだが、駐輪施設と安心せず、必ず施錠するようにお願いしたい」と呼び掛けている。
現在同署では、特殊詐欺、不審な声掛けなどを含むわいせつ事案、自転車盗難の抑止に重点を置いて活動している。「身近に起こりうる犯罪をしっかりと抑止することが、大きな犯罪が起きない安全安心のまちづくりにつながる」と話した。
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