「ありがとうございます」と元気に商品を手渡す利用者（左）
大庭のイオン藤沢店で先月25日、地元の障害者就労施設、社会福祉法人光友会ライフ湘南の利用者らが初めて出張販売を行った。コロナ禍で活動が制限され、気を落とす利用者が多いと聞き、湘南大庭地区郷土づくり推進会議が企画。同店も地域貢献のため無償協力を申し出た。
当日は利用者２人が代表し店頭に立ち、施設で製造している生うどんや手作りキーホルダーなどを販売。予想以上の売れ行きで、急遽商品の追加補充をするほどになり、２人は「楽しかった」と笑顔で話した。施設職員の小原忠則さんは「１年以上ぶりの出店。皆が待ち望んでいた」と話し、遠藤から訪れた買い物客は「施設の方達が元気か心配だった。またこのうどんが食べられてうれしい」と話した。
今後は不定期で開催を予定。同会議は「これからも地域福祉支援として続けていければ」と話し、イオンリテール株式会社の宮淳一さんも「地域の方あっての当店。応援したい」と期待を込めた。
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